WordPress Japan閉鎖。WordPress2.5へ
今後は本家の日本語版(WordPress2.5)を利用することになりそうです。
http://ja.wordpress.org/
アップルグレード方法
http://ja.wordpress.org/upgrade/
変更点
http://ja.wordpress.org/2008/03/30/wordpress-25/
Safariにおけるリッチテキストエディタの不具合が改善されているようなので、Macをお使いの方で仕方なく、Firefoxを使っている人には朗報ではないでしょうか。
WordPressの基本構造
主要ページ
WordPressには、5種類のページがあります。
- メインページ
- サイトのトップページ (http://www.example.com/blog/)
- シングルページ
- 記事毎のページ (http://www.example.com/blog/?p=1)
- カテゴリーページ
- カテゴリ毎の一覧ページ (http://www.example.com/blog/?cat=1)
- 日付ページ
- 投稿日で分けた一覧ページ (http://www.example.com/blog/?m=200704)
- PAGE
- 時系列に依存しない独立したページ (http://www.example.com/blog/?page_id=1)
WordPressをCMS(コンテンツマネージメントシステム)として使う場合、PAGEが特に重要になってきます。
各ページには、それぞれテンプレートが用意されており、それぞれをカスタマイズすることで、サイトを構成していきます。
テンプレートには、優先度が指定されており、条件に一致するテンプレートがない場合、次のテンプレートを読みに行きます。
各テンプレートの優先度は以下のようになっています。
- メインページ
-
- home.php
- index.php
- カテゴリーページ
-
- category-*.php (*はカテゴリID)
- category.php
- archive.php
- index.php
- 日付ページ
-
- date.php
- archive.php
- index.php
- シングルページ
-
- single.php
- index.php
- PAGE
-
- 任意のページテンプレート
- page.php
- index.php
見て分かるように、最終的にはindex.phpがあれば、全てのページができあがります。ブログとして使うのであれば、それでもかまいませんが、一般的なサイトを作る場合は、条件分岐をさせるなど余計な手間がかかってしまいます。
必要に応じてテンプレートを作成することが重要です。
その他のページ
さらに以下のようなページのテンプレートも用意されています。
- 投稿者ページ
- 投稿者毎のページ
- author.php
- 検索結果
- 検索結果を表示するページ
- search.php
- 404ページ
- ページが見つからないときに表示するページ
- 404.php
パーツ
以上で紹介したページの共通部分(ヘッダー、フッター、サイドバー)を記載するパーツテンプレートがあり、これらを編集することでサイトの共通部分を一括して変更することができます。
これらには、読み込みようの関数が用意されています。
- ヘッダー
- header.php
- get_header()
- フッター
- footer.php
- get_footer()
- サイドバー
- sidebar.php
- get_sidebar()
- コメント
- comment.php
- comment_template()
- ポップアップコメント
- comments-popup.php
- comments_popup_link()
ポップアップコメントは、コメントを新規ウィンドウで表示する機能であまり使用する機会はありません。
スタイルシート
WordPressは、HTML(XHTML)とCSSを使って文書構造と見た目を完全に切り分けられるようになっています。これはSEO対策をする際とても有効であり、メンテナンスも簡単になります。
style.cssが読み込まれるスタイルシートになります。後述のテーマを識別する情報もこのファイルに書きます。
style.cssに全てのスタイル情報を書いても問題ありませんが、管理しやすくするために、用途毎にファイルを分ける方が後々楽になります。
テーマを識別する情報は以下のように書きます。
/*
Theme Name: テーマの名前
Theme URI: http://www.example.com/
Description: テーマの説明
Author: 山田太郎
*/
テーマ
WordPressは、以上のファイルを1つのディレクトリにまとめて、テーマとして扱います。テーマはクリック一つで切り替えることができるため、リニューアルが一瞬で完了してしまいます。
プラグイン
WordPressには、数多くプラグインが存在します。プラグインとは、wp-content/pluginsにアップロードし、有効化するだけで様々な効果をもたらすプログラムの固まりです。
WordPressのインストール
準備
WordPressをインストールするには、PHP4.2以上、MySQL3.23.23以上が使用できるサーバが必要です。また、mod_rewriteが使えるようであればSEO対策に有利になります。
WordPressは、海外で開発されたものですが日本向けのパッケージがあるので、こちらを使います。
WordPress Japanより最新のファイルをダウンロードして下さい。
2007年4月現在、WordPressは2.0系と2.1系の2通りありますが、お使いのMySQLのバージョンによってどちらか決めて下さい。2.1系の方が管理画面が使いやすくなっているようです。基本的な操作方法に変わりはありませんが、一部のプラグインが対応していなかったりするので注意して下さい。
設定ファイルの変更
ダウンロードしたファイルはZIP形式に圧縮されていますので、解凍ソフトなどで解凍して下さい。
解凍すると、中にwp-config-sample.phpというファイルがあります。このファイルをwp-config.phpに名前を変更します。
wp-config.phpには、MySQLへのアクセス情報や言語の指定などが書いてありますので、サーバに合わせて変更します。
<?php
mb_language("Japanese");
mb_internal_encoding("EUC-JP");
// ** MySQL settings ** //
define('DB_NAME', 'データベース名');
define('DB_USER', 'ユーザ名');
define('DB_PASSWORD', 'パスワード');
define('DB_HOST', 'localhost');
$table_prefix = 'wp_';
define ('WPLANG', 'ja_EUC');
...略...
DB_HOSTはほとんどの場合、localhostのままで動きます。WPLANGは、使用したい文字コードによって、ja_EUC, ja_UTFを指定します。MySQLの設定によっては、UTF-8で文字化けすることもありますが、UTF-8で提供されてるサービスを使うためにも、できるだけUTF-8を使うことをおすすめします。
mb_internal_encodingの値は、WPLANGに合わせて変更します。ja_EUCならEUC-JP、ja_UTFならUTF-8を指定して下さい。
WordPressを複数インストールするときは、$table_prefixを適宜変えてやることでいくつもインストールできます。
サーバへのアップロード
設定が終わったら、ファイル一式をサーバにアップロードします。アップロードする場所は、公開ディレクトリ以下であればどこでもいいです。アップロードが終わったら、そのディレクトリのパーミッションに書き込み権限(例: 707)を与えておきます。
同様にwp-contentも707のようにパーミッションを変更します。
ブラウザでインストール
ブラウザで先ほどインストールした場所にアクセスします。(例: http://www.example.com/blog/)
install.phpというリンクがありますので、これをクリックしインストールを進めていきます。インストールが完了すると、自動的にログインパスワードが作られますので、これを使って管理画面にログインします。
MySQLの基礎
MySQLとは、軽量なRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)です。 最近は、安価なレンタルサーバでも使えるようになっています。
データベースとは、情報を蓄積する箱の様なものです。 Microsoft Officeをお使いの方であれば、Access(ちょっと違うけどExcel)をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
WordPressでは、このMySQLを使い記事や設定情報など管理しています。
PHPの基礎
PHPとは、サーバーサイドのスクリプト言語です。特にWebに広く利用されています。 最大の特徴は、HTMLに埋め込むことができることです。
<html>
<head>
<title>Example</title>
</head>
<body>
<?php
echo "Hi, I'm a PHP script!";
?>
</body>
</html>
<?phpと?>で囲まれた部分がPHPのコードとして処理されます。
詳しくは、PHP: 言語リファレンスをご覧ください。
WordPressもこのPHPで作成されていますので、PHPを理解できればWordPressを自由にカスタマイズすることが可能です。

